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青汁に使われてる農薬は大丈夫?日本の農薬事情から自主検査の方法まで詳しく解説

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農薬と青汁

健康飲料である青汁にもしも体に悪いものが入っているとしたら、恐ろしいことですね。

そこで私たちに1番に身近で気になることは農薬です。青汁の原料である菜類も野菜などと同じように農薬なしでは作れないのでしょうか?そもそも農薬とは何なのでしょう?何の為に使われるのでしょう?

そんな疑問に答えるために農薬と青汁の関係について詳しく解説していきましょう。

農薬ってそもそも何?どんな目的で使われてるの?種類は?

農薬とは農産物に害を及ぼす菌や害虫(ネズミ等も含め)から農産物を守る薬剤、農作物の成長を妨げる雑草などの駆除に使われる薬剤、農作物の成長を調整する薬剤、農作物の保存のために使われる薬剤の総称を農薬と言います。

大量生産を目的とする近代農業では当たり前のように使われています。そして、その全ての農薬により作られた農作物が私たちの体に影響を及ぼします。もちろん大きく体に害を及ぼす農薬は国で規制、使用禁止されていますが、使っても良いとされる農薬でも、体には良くないと言い切れます。なぜなら農薬は人工的に作られた科学物質で出来た薬だからです。

私たちが病気になると病院、ドラックストアで薬を飲みますが、必ず副作用が明記されています。病気が治れば飲みません、良い薬でも飲みすぎると体に良くないことと同じことです。毎日、飲食している物に微量でも化学物質が含まれていると思うと怖くなりますが、現状では仕方ないとしかいえません。これらは、例えば風邪薬ならば風邪を治すことが目的である対処療法のため、仕方なく飲みますが、健康飲料としての青汁であれば不安になります。だからこそ青汁を選ぶ際は正しい知識をもって慎重に選ばなければなりません。

農薬の種類とそれぞれの役割

農薬といってもその種類はとても多くあります。一般的に使われている農薬の種類とその役割を紹介します。

  • 殺虫剤・・・農作物を食べてしまう害虫を防ぐ目的で使われる薬剤
  • 殺菌剤・・・農作物の病気を防ぐ目的で使われる薬剤
  • 殺虫殺菌剤・・・殺虫剤と殺菌剤の2つの役目をこなす薬剤
  • 除草剤・・・雑草を防ぎ、農作物に栄養が届くようにする目的で使われる薬剤
  • 殺そ剤・・・農作物に害を加える野ネズミなどを退治する薬剤
  • 植物成長剤・・・農作物の育ちを良くしたり、抑制する薬剤
  • 誘引剤・・・害虫をにおいなどでおびき寄せるための薬剤
  • 展着剤・・・他の農薬と混ぜ、農薬の付着性を高める薬剤
  • 微生物剤・・・農作物を食べてしまう害虫や病気等を微生物を用いて防ぐための薬剤
  • 保存剤・・・農作物を長期間にわたって保存する場合に防虫・防病するための薬剤

こういった農薬が主に使われています。そして、その1つ1つの農薬に沢山の種類、メーカーがあります。これらは「農薬取締法」という法律によって使って良いか悪いかが規制されています。基本的には農林水産省に登録されている農薬しか使えません。

農薬の使用方法や使用規定

農薬の主な使用方法は農作物を育てる前の畑の土に散布されるか、農作物を育てる際に農作物に直接散布する方法のいづれかで行われています。農薬によっては、そのまま散布される物や水等と混合させて散布されるものがあり、その濃度や回数も農薬によって違います。

それは、それぞれの農薬の濃度や効果によって決められており、使用内容は農薬の製品ラベルに記載されています。決められた用法・用量に従って散布しなければなりませんが、従わず散布され作られた農作物は「基準」を超えて人体に悪影響を及ぼす農作物が出来てしまう可能性があります。

「基準」とは収穫された農作物にどれだけ農薬の成分が残るかという残留農薬値を指します。

残留農薬値は法律で決められ、それを超える農作物は出荷できません。そして、ほとんどの農薬製品には農薬を使う際の安全使用の注意が記載されています。農薬の接触や直接吸入により健康障害が起こるので使用者、散布者に適切な防護装備をして散布するように記載されています。このことから分かるように農薬は決して体に良いものではない。ということが分かります。

残留農薬基準値や検査方法

残留農薬基準値は食品衛生法に基づいて厚生労働省以下の食品安全員会が人間が口にしても問題ない量の農薬を様々なデータや毒性試験の結果などから算定し、これだけ残っていても大丈夫、といった基準を設けています。

厚生労働大臣の定める一律量は0.01ppmです。ppmとは有毒物質や汚染物資の濃度を現す単位で、0.01ppmの意味としては対象となる物の100万分の1の割合と考えてください。一見、極めて少なく感じますが、毎日の飲食物全てで蓄積される物だと思ってください。一生涯で考えると極めて少ないと言いきれません。

では、どうやって検査されているのでしょうか。検査自体は非常にアナログな検査で、先述した基準値を越えていないかどうか、各自治体の検査機関が検査指導計画にしたがって市場に出回っている食品を一定量その時の選択方法に寄ってランダムに集め、1つ1つ基準を上回っていないかの検査を行っています。これに対しては結局のところ人がすることですので、間違いがないとは100%言い切ることはできません。

農薬が体に及ぼす障害

現在、農薬との関連があるのではないかと疑われている病気・障害として、自閉症、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、アルツハイマー病、アスペルガー症候群などが挙げられています。

これは近年の障害児の増加の原因を研究し、文部科学省が全国の小中学校性を調査した結果、ある程度影響が考えられるとされています。これは私たちにとってとても脅威的なことです。子孫繁栄に関わる大きな問題といえます。その他の実例では人の神経を脅かす頭痛や体長不良、湿疹などの沢山の実例があります。

結局、市場に出回っている食品は大丈夫なの?

結論として、日本の検査機関は極めて優秀ですから、そうそう間違いが起きない限りは人体に直ちに影響を及ぼすような基準値を超える農薬がついた野菜などを口にすることはないと言えます。

ただ、生産者情報が不明瞭であったり、よく知らないメーカーのものを通販などで購入した場合、または海外産のものであった場合などは、注意が必要です。

大丈夫かどうかという疑いの見方で食品を見るのは大切です。しかし、現在の食品には農薬の使用表示、記載義務がないので分かりようがないのが現状です。

すべての食品が大丈夫なの?例外は?

現在、農産物や食品に対して「無農薬・減農薬・無科学肥料・減科学肥料」の表示・記載は各種の線引きや受ける印象が曖昧で消費者にとってわかりにくいため、商品への表示、記載が禁止されています。

ですが、その商品が比較的安心なのかどうか見極められる表示、記載が他にもあります。それが「有機JASマーク」です。

この有機JASマークは農薬や科学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品を示すマークです。厳しい有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録機関が検査し、その結果、認定された商品にのみ有機JASマークを表示、記載することができます。

この有機JASマークが無い農産物と農産加工食品に「有機」「オーガニック」などの名称の表示、記載は法律で禁止されています。なお、有機栽培の定義は下記となっていますが、有機栽培でも天然由来の原料のみを使用した農薬を使用しても有機栽培と表示することができます。別の言い方をすれば、有機栽培と表示すると安心・安全のJASマークを着けることができますが、農薬を使用しないと栽培が難しくなります。

よって、各肥料メーカーは「なたね」などを代表とする天然由来の農薬を開発し、JASマークの要件を満たしつつ、生産性を上げる競争をしていると言っても過言ではないのです。とはいえ、天然由来の農薬は化学的な農薬とは異なり、極めて安全性は高いので、健康を考えるなら有機JASマークがついている食品をおすすめします。

♦有機栽培の定義

  • 農薬と化学肥料を3年以上使用しない田畑で栽培したものである
  • 栽培中に農薬や化学肥料を使用していないものである
  • 遺伝子組み換え技術を使用していないものである

自主検査を行っているメーカーは?

青汁に関しての検査は製薬会社など健康食品大手メーカーで独自に行われています。しかし、基本的には各自治体、JAが定める食品検査センターなどの機関に委託し報告をしなければなりません。その検査自体も自主検査とされています。それでも事故は起こります。青汁製造販売した後に農薬残留値が超えているものが見つかり、自主回収しているメーカーも確かにあります。

内容は青汁製品の一部に食品衛生法の農薬残留値、基準値0,01ppmのところ0,03ppmの農薬成分が検出されたため、となっています。このような内容の自主回収をしたメーカーは他にもあります。化学農薬を使っていませんと言いながら起こるのです。なぜ、こういう事故が起こるのかというと、農薬を使い育てあげられた青汁の原料は農薬残留値が一定では無いからだと言えます。

ただ、上記のような自主検査を行っているメーカーは残留農薬について厳しい検査機関を自社で有していますので、比較的安心できますね。

自主検査ってどうやってやっているの?

一般的な検査は原料や製品をランダムに選び、それをミキサーなどで粉砕して均一にし、それを検査対象とします、その対象から農薬成分を有機溶媒などによって抽出します。そして、ろ過、濃縮し、農薬成分とそれ以外の成分を分離精製し、専用の測定器を使い農薬成分を調べ、法で定められた基準値以内か判断されます。

検査はいつやっているの?栽培中?加工中?包装時?

基本的には原料となるものを収穫した後の検査と、製品となった物の検査の2段階で検査を実施します。検査方法や検査される物はその全てではなくランダムに一部を調べています。農薬散布の際は土に残る農薬成分量を調べ農薬散布の量を決めるなど、非常に厳格な検査を設けています。

農薬に対する青汁選びのポイントは?

農薬に対する知識を持った上で健康飲料である青汁の選び方のポイントを解説していきましょう。

結局、どこをどういう風に見て選べばいいの?

青汁を選ぶポイントは効能や良い成分だけ見るのではなく、安全性も重視して選びましょう。その安全性を見極める方法は青汁製品の原料に対する安全性の事柄をきちんと明確に示しているかを見ることです。

効能や効果だけを前面に宣伝しているような青汁はおすすめ出来ません。今のところ1番良いのは先述した「有機JASマーク」が付けられた青汁製品が安心、安全だと言えるので有機JASマーク付き青汁製品をおすすめします。

葉による違いや差は?

一般的に青汁に使われる主な原料は明日葉、大麦若葉、ケール、クマザサ、桑の葉の5つの菜が多いです。その中で、農薬の使用量が比較的少ないのが大麦若葉です。

「大麦若葉」は名前の通り大麦の若葉のことであり、収穫の時期は国や地域によっても異なりますが、基本は「厳冬期」に収穫が行われるのが特徴です。厳冬期は夏と異なり、害虫などは寒くて少ないですので、農薬をそんなに使用しなくても収穫量が確保でき、先述の天然由来の農薬の使用だけで「有機栽培」もしやすいのです。

もちろん、他の葉を使用した青汁も農薬には細心の注意を払っていますので、当サイトのランキングなどを参考に、自分に合った青汁選びをしましょう。

具体的なおすすめ商品は?

このサイトのおすすめ青汁ランキングで長くトップをとっている「明日葉青汁・大地の恵み」です。この青汁は有機JASマーク付き青汁製品だからです。その安全性を強く示している青汁なのでおすすめです。ぜひ1度 「明日葉青汁・大地の恵み」の詳細ページか公式ページをご覧下さい。

まとめ:農薬の知識と青汁の安全性

青汁に関わらず農産物と農薬についてまとめます。

  • 農薬は色々な目的で使用されるが、人体に悪影響を及ぼすことから、使用に際して厳格な法律や用法・用量が定められている
  • 市場に出回っている食品は基準を満たしているが、生産者情報が不明瞭であったり、通販の販売者がよくわからないような製品には注意が必要
  • 検査は各自治体で行っており、メーカーによっては自主検査も行っている
  • 比較的安全といえるJASマークのついた有機栽培の製品は農薬に対する危険性が低く、安心できる

青汁にはどれも便秘改善、排出に優れた食物繊維類が多く含まれています。これは残留農薬など化学物質を排出する効能があるとも言えます。全ての農産物に農薬が使われている事実を考えると、青汁は良い健康サポート飲料だと思います。

青汁の通信簿では有機JASの青汁を始め、厳格な基準で選んだ効果が期待できる本当におすすめの青汁だけを紹介しています。安心安全で、目的に合った最適な青汁を選びましょう。

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