原料・成分

青汁で痩せた人は知っている!明日葉の「カルコン」がメタボやむくみに効く仕組みやその理由

更新日:

青汁_明日葉

明日葉は緑黄色野菜の一種ですが、サプリメントや加工食品などの形で目にする事が多く、生の葉を購入して食べたことがあるという方は少ないのではないでしょうか。

今回はそんな明日葉に含まれる成分、効果・効能について説明していきます。

明日葉ってどんな野菜?青汁で摂るメリットは?

明日葉は日本原産のセリ科の仲間で、主に紀伊半島や伊豆諸島などの島に自生していて、豊富な栄養素が含まれていることから薬草という形で古くから活用されてきました。

大麦若葉やケールなど他の青汁のと異なり、自生している地域では、スーパーの店頭で購入することができてしまうのです。
島の方の食卓では明日葉は天ぷらやおひたしなどの料理にも使用されています。また、独特の強い香りがあるため、国によっては野菜というよりハーブに分類されることもあります。

明日葉は青汁から摂るのがおすすめ!

そんな、ある地域では食事に使用したりと馴染みの深い明日葉ですが、その栄養素を摂取するためには、実は料理よりも青汁から摂るのが効率的だと言われています。その主な理由は3つあります。

【栄養が失われる】
大麦若葉の記事でも触れましたが、明日葉にもビタミンやミネラルなど熱に弱い栄養素が多く含まれているため、茹でたり高温で炒めると分解されたり、水溶性のビタミンはお湯に溶け出したりと、せっかくの栄養が摂れなくなってしまいます。

【調理方法が限られる】
実は明日葉はゴーヤよりも数倍苦く、香りも強いため、明日葉を食べやすくできる調理方法が限られてしまいます。しかもエキスが溶け出しますので、炒めたりすると一緒に炒めた食材に味が移ります。その点、青汁であれば苦味や香りがほとんどなくなるため、調理の手間も省け効率よく栄養を摂る事ができます。

【生葉が手に入りにくい】
調理方法がないわけではないものの、地域によっては入手が難しいのが現状です。限られた調理方法であることも加味すると、習慣的に摂ることは非常に難しいと言えます。

明日葉の青汁って美味しいの?

生葉には若干の苦味があるものの、加工された青汁ではその苦味はほとんどないため、非常に口当たりが良く、青汁の中ではとても飲みやすいことが明日葉の特徴と言えます。

不味い!というイメージを持たれるケールよりも飲みやすいでしょう。

明日葉に含まれる成分について

ケールや大麦若葉同様、多くの栄養素が含まれていますが、まずは明日葉が特に優れている成分を紹介します。

※可食部100gの比較 ケール 大麦若葉 明日葉
βカロテン 2900μg 2538μg 5300μg
ビタミンB1 0.06mg 0.064mg 0.1mg
ビタミンB2 0.15mg 0.147mg 0.24mg
ビタミンK 210μg 370μg 500μg
リン 45mg 37mg 65mg
ナトリウム 9mg 31mg 60mg

では次に、上記の成分が持つ効果を簡潔に説明します。

  • βカロテン・・・強い抗酸化作用と粘膜の増強機能を持つため、アンチエイジングや口内炎の予防に効果的。また、必要に応じて体内でビタミンAに変換される。
  • ビタミンB1・・・糖質をエネルギーに変える働きを持つため、疲労回復やダイエット補助の効果がある。
  • ビタミンB2・・・脂質からエネルギーを作るため、肥満やメタボの解消・予防に効果的。
  • ビタミンK・・・カルシウムが骨に沈着するのに必要なタンパク質を活性化する効果があるので、丈夫で骨作りには欠かせない。
  • リン・・・カルシウムと結合して丈夫な骨や歯をつくる成分となる。
  • カリウム・・・ナトリウムと共に体内の水分量を調整し、余分になった水分や老廃物を排出する作用を持つ。
  • ナトリウム・・・カリウムと共に体内の水分量を調節する働きがあり、溜め込んで脱水症状の予防効果を発揮する。

こう見るとケールや大麦若葉にも含まれているものの、明日葉が特に優れている点があることがおわかりいただけたと思います。

明日葉特有の成分『カルコン』とその効果

明日葉に様々な栄養素が含まれているものの、最大のポイントは明日葉特有の成分であるカルコンの存在です。ここからはカルコン効果を中心に、明日葉の摂取で解消が見込める症状や悩みを中心にわかりやすく解説します。

明日葉の青汁でメタボ解消!?

明日葉のカルコンはアディポネクチンという糖代謝を促進する善玉物質の分泌を促すことで、メタボを予防・改善します。

中年の方を中心に多くの人が悩まされているメタボリックシンドローム、通称『メタボ』。メタボとは、内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常症のうち2つ以上を合併した“状態”の事を指します。
※高血糖や高血圧などは他の原因により発症する場合もあるため、あくまでもメタボの定義として理解していただければと思います。

メタボの場合、最初の原因、つまり前提となるのが『内臓脂肪型肥満』です。内臓脂肪型肥満とは、すごく簡単に言ってしまうと、内臓脂肪が過剰に蓄積され、肥大化した状態の事を指します。

では内臓脂肪型肥満はなぜ起こるのでしょうか。

多くの場合、消費するエネルギー以上に、エネルギー源となる脂質や糖質が多量に摂取される事により、中性脂肪で消費しきれなかった脂肪細胞が内蔵に溜まり続ける事により起こります。
食文化の変化、不規則な食生活、機械化による運動不足の慢性化により、特に現代では非常に起こりやすい環境となっているため、健康診断などでもここ数年で『メタボ検診』が追加される一因となっているのです。

消費しきれなかった脂肪細胞がメタボを引き起こす原因である事はおわかりいただけたと思います。ここまで読むと悪者に見えがちな脂肪細胞ですが…脂質や糖の代謝を促進する効果がある『アディポネクチン』と呼ばれる善玉物質を分泌している事が近年わかってきました。そしてこのアディポネクチンですが、メタボ予備軍やメタボ診断を受けた方には、分泌量が少ないという結果が出ています。

つまり、

  1. 食生活の乱れなどで内臓脂肪が蓄積・肥大化
  2. アディポネクチンの分泌量が減り代謝が落ちる
  3. 更に内臓脂肪の蓄積と肥大化が進む

といった繰り返しがメタボを生むサイクルとなっているわけです。

そこで登場するのが、明日葉に含まれるカルコンです。カルコンには、アディポネクチンの分泌を促進する効果が確認されており、分泌量が落ちた脂肪細胞の働きを活性化させられるため、メタボの解消や予防に効果が見込まれています。

また、カルコンは明日葉以外の野菜にはほとんど含まれていないため、メタボが心配な方や既にメタボ診断を受けている方には、明日葉を含んだ青汁が最も効果が期待できると言えますね。

明日葉はストレスから胃を守る!

人間関係や仕事など、ストレス社会と呼ばれる現代において、胃の調子がすぐに悪くなる・・・という経験をお持ちの方は多いかもしれません。しかし、そもそもストレスが胃にどういった悪影響を及ぼしているか。これを知らない方もまた多いのではないでしょうか。

ストレスで胃の調子がおかしくなる理由は?

ストレスで胃が痛む原因は、『自律神経の乱れにより消化液が過剰に分泌されているため』です。

人間に限らず動物はストレスを感じると、脳から自律神経に伝わります。自律神経には、緊張時に働く『交感神経』と、リラックス時に働く『副交感神経』の2つがあります。

簡単に言うと、起床時=交感神経、睡眠時=副交感神経が生活リズムや状況に応じて働くのですが、ストレスにより役割のバランスが取れなくなってしまいます。

この時、胃では何が起きているのでしょうか。本来、胃が食べ物などを消化するための消化液(胃酸)は、主に副交感神経の働きにより、プロトンポンプと呼ばれる生体機能で生成・分泌されています。

しかし、強いストレスなどにより自律神経が乱れている場合、必要以上に消化液が分泌されてしまう事があります。この過度に分泌されてしまった消化液が、胃の粘膜を刺激し、キリキリとした痛みを生じさせているのです。

胃のキリキリ、放っておいても大丈夫?

放っておくのは厳禁です。

消化液は、食べ物を消化するためのものなので『強い酸性』です。胃粘膜の強さには個人差がありますが、刺激し続けている状態を放置してしまうと、胃潰瘍や胃腸炎、最悪の場合に胃がんのリスクになるとも言われています。

なんで明日葉は胃を守ってくれるの?

明日葉がストレスから胃を守ってくれるのは、明日葉によって消化液を分泌するプロトンポンプの働きが抑制される、からです。

本来、このプロトンポンプの働きを抑制するのに有効なことは交感神経と副交感神経の働きを正常なリズムに戻すのがよいです。いくつかの方法を抜粋させて頂くと以下のような方法があります。

  • マッサージなどで筋肉の緊張をほぐして副交感神経への切り替えを促す
  • ゆっくりお風呂に入って副交感神経への切り替えを促す(体が冷まされる時に副交感神経に切り替わります)
  • 規則正しい食生活や睡眠を取ることで交感神経と副交感神経の切り替えを定期的なサイクルに戻す
  • 症状が重い場合には医師に相談する

しかし、これを実践するのは難しい。という方もいると思います。

この場合、もう一つの原因である『過剰に分泌される消化液』を抑える事が改善につながります。ここで登場するのが明日葉の青汁です。明日葉に含まれるカルコンには、消化液を分泌するプロトンポンプの働きを抑制する効果があると言われています。プロトンポンプの働きが抑制される事で消化液の分泌も抑えられ、結果的に胃を傷めずに済む可能性が高まります。

自律神経の正常化は一朝一夕で出来るものではありませんので、症状にお悩みの方は自律神経のバランスを整えることと、胃酸の分泌を抑えることの両方を試す事でより効果が期待できるはずです。

カルコンは糖尿病予防にも効果が期待できる!

チェック
読み進める前に糖尿病について根本的な原因やメカニズムを理解しておくことをおすすめします。
>>青汁が糖尿病の予防・改善に役立つ理由

 

インスリンの機能不全が糖尿病の原因となるわけですが、ここでもカルコンの活躍によって分泌が促進されるアディポネクチンが登場します。

インスリンの働きや分泌量が正常にも関わらず、十分な効果を発揮していない状態のことを“インスリン感受性”と呼びますが、アディポネクチンにはインスリン感受性を亢進する働きがあることが確認されています。

”インスリン感受性”は肥満などにより引き起こされる事が多いですが、上述したメタボの改善などで肥満の解消が見込める事もあり、糖尿病の予防でも効果が期待できます。

女性に嬉しいむくみの解消

多くの女性が悩まされているむくみですが、むくみの解消にも明日葉が一役買います。

本来、心臓がポンプのような働きをして、血液を通じて水分や栄養素を細胞へ供給する役目を果たすと同時に、細胞内で不要となった水分が、ふくらはぎの静脈やリンパ管で押し戻され、再び体内を循環します。

しかし、ふくらはぎなど下半身から上半身へ重力に逆らって血を戻す流れが滞りやすく、血流が滞ると水分が溜まり、むくみが発生します。

では、原因と対策にはどういったものがあるのでしょうか。

むくみの大敵、長時間の起立状態

長時間立っていると、重力により血液は足に溜まってしまいます。立ちくらみなども、血液が下半身に留まってしまう事により発生するのとほとんど同じ要因です。立ち仕事をした後などに起こるのはこういう原因なのです。

この場合、適度に休憩を取り横になる事で解消されます。横になってふくらはぎの辺りをマッサージすることで循環が促進され短時間での解消が見込めます。

運動不足によるむくみ

足の筋肉、おもにふくらはぎの筋肉が収縮してポンプのような役目を果たすことで血液を上半身に送り返しています。運動不足で足の筋肉が衰えると、この送り返す機能が低下しまい、足に水分が溜まりやすくなってしまうのです。

現代人は運動不足がよく指摘されます。足の筋肉不足が原因なので、上半身をいくら鍛えてもほとんど意味はありませんが、定期的なウォーキングでも十分に効果が期待できるはずです。

塩分のとり過ぎによるむくみ

塩分を摂り過ぎることにより、塩分濃度を下げようと水分を欲しますが、この水分が体内から抜けないことによって発生するむくみがあります。特にお酒を飲んだ後にもむくみが出る事も多いと思いますが、おつまみなどで塩分を摂ったことによって塩分濃度が高まった事が原因になります。

ここで明日葉が活躍します。成分比較の欄で、カリウムが多く含まれていると述べましたが、カリウムには水分代謝を活発にし、増えた水分を排出する働きがあります。

そのため、明日葉の青汁を一杯飲むことで、水分の代謝が活発になり、むくみがより早く解消される事が期待できます。また、あまり排出しすぎて脱水症状が気になるかもしれませんが、明日葉には水分を蓄える機能を持つナトリウムも多く含まれているため、必要な分はしっかり蓄えておけるので安心出来るのも嬉しいところです。

ここまでお伝えしたむくみですが、一過性(1~2時間程度で解消される)のものであれば問題ありませんが、慢性的な場合は、腎臓や心臓への疾患が懸念されます。『1日中むくみが解消されない』といった方は、医師の診断を仰ぐ事を推奨します。

明日葉の青汁の飲み過ぎには要注意!

基本的には商品ごとの1日の摂取量を守っていれば問題ありませんが、フロクマリンという成分の過剰摂取が問題になることがあります。

フロクマリンは、レモンやパセリ、セロリなどに含まれていることが多い成分で、過剰摂取により『光過敏症』を引き起こします。光過敏症とは、別名『日光アレルギー』とも呼ばれており、紫外線を多く浴びることで、湿疹やかぶれの症状が現れる皮膚炎です。

明日葉の青汁はこの症状が出るほど量がありませんので基本的には問題ありませんが、それでも飲みすぎることは念のため控えましょう。

また、カリウムはむくみ除去に効果が見込めるのでたくさん飲みたくなってしまうところですが、腎臓に疾患をお持ちの方は過剰摂取に注意が必要です。

カリウムを分解する働きを持つ腎臓ですが、疾患や障害により機能が低下している場合、血液中のカリウム濃度が急激に上昇してしまうことで高カリウム血症を引き起こしてしまう可能性があります。それでも摂りたい方はかかりつけの医師などに相談の上で飲むようにしましょう。

明日葉の青汁とカルコンの効果のまとめ

日本のある地域の方には馴染み深い明日葉ですが、そうでない方にとっては未知の原料であったと思いますので、ここでいちど明日葉について振り返ってみましょう。以下、簡単にまとめました。

  • ゴーヤよりも苦く調理が非常に難しいことと、栄養成分が壊れないように青汁で飲むのが良い
  • 大麦若葉やケールよりも豊富に含まれる栄養素がある
  • カルコンによりメタボの解消や糖尿病の予防にも効果が期待できる
  • カルコンはストレスから胃を守る働きも持っている
  • カリウムの働きによりむくみの解消にもつながる
  • 腎臓に疾患をお持ちの方は飲み過ぎないよう注意。必要ならば医師と相談して飲みましょう

青汁の通信簿ではカルコンが含まれる明日葉の青汁を始め、厳格な基準で選んだ効果が期待できる本当におすすめの青汁だけを紹介しています。安心安全で、目的に合った最適な青汁を選びましょう。

-原料・成分
-, , , , , , ,

Copyright© 青汁の通信簿 , 2017 All Rights Reserved.